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投稿者: 波通スタッフ

『A trip willful freely by a ship』 vol.28

「ヤバいよ~!」いつもよりも声が大きくなっている親友。何かを達成した後の清々しい表情で、少し興奮しているのが分かる。「途中で本気で怖くなってきたけど、絶対に1本乗るまで上がらないって決めたんだ。みんなが上がっちゃう前に、何とか1本乗れて良かったぁ!!」更に声が大きくなっている。水を浴びるその姿が、僕には輝いて見えた。


このボートトリップの中で、このラウンドが最高に大きな波になった。


その夜も、選手ではなく、サーフィン部のマネージャーになったような気分で、完全に聞き役に回っていた。けれどもビンタンが再び気分をアゲてくれたので、あのサイズを乗りこなす人達の話がいかに大事かってことにやっと気付き、楽しくなってきた。例のただしょうもない言葉を繰り返すだけの歌が始まると、皆も一緒に歌って、アコースティック調から始まり、ヒップホップ調へと動きは移り、パンク、ブルース、ロック、レゲエ風になってみたりと、たった一言のインドネシア語が次々に編曲されていく。

ヘッドバンギングをしながら喉を潰したような声のデスロック調で、酸欠になるほど頭を振ってとうとうオチがついたかと思えば、最後は裏声でオペラっぽく発展したりして、お腹を抱えて涙が出るほど笑った。どうかしてる!



良い波に一日かけて乗って、船全体のテンションが上がっているのだ。満腹になって散々笑った後は、寝てしまう者ばかり。あまりにも健康な暮らしが気持ち良い。

一日中見学に回っていた僕は、疲れていないので何だか寝付けない。冷えたビンタンを片手に、デッキで夜風に当たる。船のライトに、小魚が集まっている。あまりにも綺麗な星と楽しい仲間、最高の波、綺麗な海にサンセット。暖かくハッピーな感情に、ちょっと泣きたくなった。澄んだ気持ちのまま、恥ずかしくてとても人には言えないような事まで、色々なことを心に誓った。

こんなシチュエーションを独り占めしたことで、僕はこっそりセンチメンタルなヘタレになっていたんだ。





~ to be continued ~




この物語はフィクションです







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